ダブルスは、No.1池内(鈴)・大塚組、No.2伊藤・久田組が出場。
D1の池内(鈴)・大塚組は、相手のラリーとボレーで序盤から攻められ苦戦の試合となった。ジュースに持ち込み勝利を掴もうとしたが、3-6.2-6で敗戦となってしまった。D2の伊藤・久田組は、リーグ戦負けなしのペアである。インカレでシングルスベスト8に入った伊藤のストロークと久田のボレーとロブの巧みな展開を強みに着実にポイントを重ねていくスタイルで、また、相手に大きなリードを奪わせないところにも強さがあり、ジュースから相手にアドバンテージを握られても簡単にゲームを取らせず、何度も凌ぎながら逆にゲームを取りきる場面も多々見られた。6-1でファーストセットを取り、セカンドセットも6-2で連取。入れ替え戦において貴重な1勝をもたらした。ダブルス1-1で折り返しとなった。
シングルスにはNo.1伊藤、No.2大塚、No.3高嶋が出場。 最初にコートに入ったのはNo.3の高嶋だ。
高嶋は、ファーストセットで6-2と流れのいいスタートとなったが、セカンドセットを奪われファイナルセットに突入。最後は高嶋が意地を見せ、6-2.4-6.7-5で勝利。
しかし、S2の大塚がファーストセットでタイブレークを落とし、セカンドセットも相手の流れとなり6-7(2),2-6で敗戦。
ダブルス1-1、シングルス1-1となり、1部昇格のために伊藤が必ず勝たなければならない状況となった。
選手全員の緊張が続く中、S1の伊藤はテンポの速いラリーで攻め続け、ファーストセット6-1を取ると、そのままセカンドセットも6-1を取り、チームに勝利をもたらした。
ダブルス1-1、シングルス2-1、合計3-2で甲南大学に勝利。念願の1部昇格となった。(マネージャー中川)
