女子ダブルス大塚、伊藤ペア2R会心の逆転勝利
お互いに1セットずつ取り合い、ファイナルセットは10ポイント先取のタイブレークへ突入
緊迫した場面だが、この2人は全く動じない。
1ミニブレークアップの8-7、伊藤のサーブ、アドコートで長いラリーが
3往復続く。相手の前衛はポーチを狙いわずかにネットセンターへ動いた次の瞬間
伊藤のラケットが一閃、ダウンザラインへのパスを飛ばし、余裕をもって相手のアレーコート
に収めた。あの球をあそこに打つのか?なんというセンスの持ち主だ!!
まったくコースが読めなかった。間近で見ていた私でさえ騙された。これには恐れ入りました。
この1打で試合はほぼ決まったと言っても過言ではない。
相手ペアはいろいろ作戦を変えてやってきたが、まったく動じない。素晴らしい技術力で勝った試合だ。
こちらは特にフォーメーションを組むわけではない。この試合で、ペアの息はピタリと整ったと感じた。
何よりも、2人の笑顔が素晴らしい。
|